「上司が怖い」とストレスを感じた時の解消法｜パワハラなら逃げる

今回は、こんな悩みにお答えします。

　
私は誰もが知る会社でマネージャーをして8年目。しかし、順風満帆なサラリーマン生活を送ってきたわけではありません。上司にストレスを感じて、仕事のパフォーマンスが落ちた時期があります。

　
もちろん、「会社を辞めたい！」と強く思っていましたね。「上司に話しかけづらい・・・なんだか怖い！」と感じると仕事のストレスは高くなります。「もしかして嫌われるようなことをした？」と不要なことも考えてしまいますから。　

　
この記事では、私が17年間サラリーマンとして学んできた「上司にストレスを感じた時の解消法」を全て解説します。上司に対するストレスを解消できれば、仕事の質と量が向上します。　

　
現在、悩んでいる人はもちろんのこと、これから社内で昇進を狙っている若手サラリーマンにも、参考となる振る舞いをお伝えいたします。

「上司が怖い」とストレスを感じる理由を明らかにする

上司にストレスを感じる主な要因は以下の2点だと考えています。　

1. 上司に信頼されていないと感じたとき⇒結果、上司が怖いと感じる
2. パワハラやセクハラなど理不尽な扱いを受けているとき

今のあなたを苦しめている理由はどちらでしょうか？「上司にストレスを感じる」と一口で片付けてしまうと感情に流されてしまい、間違った人生の選択をすることになります。
　

パワハラやセクハラは説明不要ですが、「信頼されていない」はあなたの”思い込み”かもしれません。ちなみに、信頼されていないと思うと「話しかけることが怖く」なります。

　
理由は、「否定されるんじゃないか」と考えるからです。人は自分を否定してくる人に恐怖を感じますし、距離を取りたくなります。SNSで”ミュート”や”ブロック”をする心理と一緒ですね。

　
勝手に「嫌われているかも・・・」と思って距離を取っているので、話しかけるときに恐怖心が芽生えて「上司が怖い」となるのです。

「上司が怖い」とストレスを感じた場合の解消法

私が実際に乗り越えてきた考え方と対処法は３つです。精神的に少し頑張るところもありますが、思い込みを捨てて取り組んでみてください。
　

信頼されていない”を理由に「会社を辞める」選択はおススメできないです。次の会社でも同じことが起こる可能性が高いからです。まずは、自分ができることにフォーカスして考えてみてください。

人間関係を深める3つの努力をする

上司も人間です。だから、部下に対して「好き・嫌い」は存在します。とはいえ、個人的な感情をそのまま仕事に持ち込むことはしません。

　
仕事の成果を出すために「好き・嫌い」ではなく、「能力」で判断します。そして、意外と上司も｢部下から頼られていないのでは？」と気にしています。
　

つまり、上司も「あなたから好かれていない」と思い込み、コミュニケーションが”ぎこちなく”なっているということです。

　
この状態はあなたからの歩み寄りで解消できます！人間関係の深さは「コミュニケーション量」に比例するからです！

積極的に挨拶する

朝の挨拶、職場や廊下ですれ違うとき「元気にあなたから顔を見ながら」声をかけましょう。「おはようございます！」・「お疲れさまです！」なんでも結構。

ポイントは上司の顔を見ること

ちゃんと、顔を見て挨拶できていますか？上司に「声（あなた）」が届かなければ意味がありません。挨拶は人間関係を深めるはじめの１歩です。

偶然を装い話す機会をつくる

役職が上の人は定例会議や打ち合わせが多く、社内にいるときは行動が予測できます。その行動パターンの中で不自然にならないよう、偶然に会ったふりをして「挨拶」をします。

　
接触回数を増やすことで、自分に親近感を覚えてもらうためです。

単純接触効果：

はじめのうちは興味がなかったものも何度も見たり、聞いたりすると、次第によい感情が起こるようになってくる、という効果。たとえば、よく会う人や、何度も聞いている音楽は、好きになっていく。

wikipedia

ちなみに私はトイレについて行って「天気のこと」や「近々、進捗報告をしたい」など上司が一言で返事（「そうだね」とか「はい、了解」など）ができるような話しかけをしていました。

ランチについていく

夜の時間に飲み会を設定するのはハードルが高いですが、ランチならあなたからの声かけで何とかなります。上司はいつも同じグループでランチに行っていると思います。

　
「今日は僕もご一緒させてください。」この一言で大丈夫です。安心してください、断られることはないです。その上司が弁当を持ってくる人なら「弁当がない日」を注意深く見ておきましょう。そんな日にランチに一緒に行くことができれば距離が ”グッ” と縮まります。
　

とはいえ、「ランチでうまくしゃべれるのか？」考えるだけでシンドイ…ですよね。でも気にしなくて大丈夫！話しかけられたら返事をするだけでOKです。
　

　
それでも気になる人はコミュニケーションスキルを磨けば良いです。スキルは訓練で身につけることができます。
≫伝え方コミュニケーション検定

　
人間の悩みは9割が人間関係！と言われていますので、やってみる価値はアリではないでしょうか。

　
職場の人間関係で役立つ実践的なメソッドで人間関係のストレスから解放されます。受講から試験までわずか3時間のWeb学習で完了するので効率的！また資格を取得することで自分に自信が持てます。

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学習と試験で費用は13,200円（税込）ですが「職場の円滑な人間関係」が手に入ると考えれば悪くない投資ですね。

仕事で報連相の機会を多く設ける

報連相は回数が重要です。なぜなら、上司は部下の「仕事の進捗」を把握して、安心しておきたい生きものだからです。上司を安心させるポイントは以下の３点です。

この３点を意識することで、「上司を信頼していること」・「仕事を順調に進めていること」を伝えられ、安心感を持ってもらえます。

　
この安心感があなたへの信頼感へと変換されます。特に「アドバイスが欲しいです」の姿勢は、上司は「頼られている」と感じます。
　

　
報連相が多くなると、上司のアドバイスを聞く回数も多くなるので上司”あるある”の「急な方針転換」にも対応でき、仕事の質とスピードを落とすことはありません。

副業を始める

少し、違う角度からの解消法です。副業をすると心の安定が得られます。仕事のことを「考え過ぎる時間」がなくなり、頭の中がスッキリした状態で仕事ができるからです。

　
上司に対しても遠慮なく意見を言えるようになります。仕事で意見が通ると認められたと思えるので、心の安定に繋がります。不思議ですが、それだけ無意味な思考を繰り返しているということです。
　

上司のパワハラやセクハラでストレスを感じた場合の解消法

コンプライアンス違反をする上司の場合はただちに離れましょう！そして、しかるべき場所に相談をしましょう。絶対に我慢をしてはいけません。

社内の相談窓口に連絡

社内に相談窓口が設置されている場合、まずは相談しましょう。気分が落ち着き、心の安定を保つことができます。制度が整っている会社なら、第３者が双方から意見を聞いて適切に対処してくれます。

　
パワハラやセクハラなどのコンプライアンス事案は受け手の感情が重要です。遠慮をする必要はないです。これは攻撃ではなく、自己防衛です。

社内に相談窓口が無い場合

相談窓口が社内に無い場合は「人事部」や「隣の課の上司」に相談します。ただ、隣の課の上司なら感情で伝えても大丈夫ですが、人事部へ情報を出すときは感情は抑えましょう。「コンプラ違反をしている上司の普段を見ていない」人事部へ正確に状況を伝えるために必要なことです。

　
また、感情で訴えてしまうと「上司の人格を否定する表現」が入ってしまう可能性があり、あなた自身の評価に悪影響がでます。

相談環境がなければ辞める

• 今すぐ辞めたい。
• 仕事が本当につらい。
• 会社に行きたくない！

相談できる場所も人もいないなら「会社を辞めて転職するのが最適」と考えましょう！以下の手順でやれば大丈夫です。2度と会社の人と関わる必要はありません！

1. 転職支援サービスを申し込む
2. 退職代行を申し込む

ちなみに私も上司へのストレスが限界だったころ、「転職支援サービス」に申し込みました。転職活動を通じて、話しを聞いてもらうだけでも心がスッとしたのを覚えています。

　
実際に転職することはありませんでしたが、今でも定期的に他社の情報をもらったり、カウンセリングを受けています。コンプライアンス違反する上司の場合は、ただちに離れましょう！

①転職支援サービスに登録する	②退職代行サービスに依頼する
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