もっと大きな仕事をやりたい!仕事を任せてもらえない理由はなに?
今回は、こんな悩みお答えします。
この記事の内容
- 「仕事を任せてもらえない」理由6選
- 「仕事を任せてもらえない」の対処法3選|悔しい思いはしたくない!
- 仕事を任せてもらえない人は転職サービス活用で強みを把握
「会社に入って3年も経つのに、なかなか自分に回ってくる仕事が増えない」、「もっと仕事をふやしたい、仕事を任せてほしい!」この記事は上記のような悩める「若いサラリーマン」に向けて書いています。
ちょっとした心の持ちようで仕事は増えます。私は誰もが知る会社で19年間サラリーマンで、現在はマネージャーとなって9年目です。
そんな私の立場から、どの部下に「新たに入ってきた仕事を割り振るのか」を解説します。
地道に積み上げることで解決するので、頭の片隅に置いて毎日の仕事に取り組んでください。「仕事を任せたくなる人」となります。
「仕事を任せてもらえない」理由6選
上司はいつでも「安心」しておきたいのです。だから安心できない部下の評価は、低くなります。今回は6つの致命的な「上司を不安にさせる行動」をお伝えします。
これ以外にも「あなたの上司」が嫌う行動はあるはずです。どうすれば「上司に安心してもらえるか」は考えて自分なりに行動することが大切です。
事実ではなく解釈ベースで話す
仕事の進捗を確認した時に、自分の感想や予想、予測を織り交ぜて説明する人がいます。
事実以外の自分なりの解釈で話す人です
これは上司が期待している答えと違う説明をしているのです。この場合の期待している答えとは、成果ではなく聞きたい事実という意味です。
上司は安心するため、もしくはこれからの判断のために事実以外の個人的な解釈は求めていないのです。すごく分かりやすいNG例です。
「先週、商談に行ったA社からは受注できそうかな?」
「多分、受注できると思います。商談の後にも先方の担当者に電話して社内の感触を聞いたんですけど恐らく大丈夫と言っていたので僕も大丈夫だと思っています。」
という感じです。この時の上司の頭の中は
「社内の感触って何?」
「先方は決済権者に聞いたってこと?」
「恐らくって何%のこと?」
のような言葉が巡っています。あなたへの信頼は下がり、仕事ができない人のレッテルが貼られます。上司がなぜ、質問をしたのかこの部下は全く分かっていません。
もしかしたら経営会議に進捗報告をしなければいけないタイミングが近くにあるかもしれませんし、今期の正確な売上予測を経理に報告する必要があるのかもしれません。
そんな上司の立場を考えると、全く使えない報告をしたことになります。ではどうすれば良かったのか?私が安心できる例を出しておきます。
「先週、商談に行ったA社からは受注できそうかな?」
「多分、受注できると思います。商談の後にも先方の担当者に電話して社内の感触を聞いたんですけど、決済権者である部長のOKも既に出ている段階にあります。後は明後日の経営会議での最終判断待ちの状態ということですが、事前の説明で反対する人はいないとのことです。」
ここまで先方の担当者とコミュニケーションができる人は少ないですが、ポイントは『個人的な解釈が含まれていない』ことです。全て事実ベースの報告です。お分かりいただけましたでしょうか?
報告に解釈を加えて説明する人は、聞いた質問に適切な答えが言えない「仕事を任せられない人」なのです。
会社にとって都合の悪い事実だとしても、正確に伝えてくれ方が次の判断がやりやすいので信頼できる行動になります。
自信がないからといって、言い訳するのはやめましょう。仕事の評価は低いままとなります。
電話が多い・長い
電話が多くかかってくる人がいます。そして1件1件が、長いです。必然的にやるべき仕事も後回しになり残業をします。
この例えをすると「長いのは本人の責任だけど、電話がかかってくるのは仕方がないのでは?」と質問を受けますが、私が見る限りそうではありません。
やさしさが足りない
電話が多くかかってくる人は、『気配り』が圧倒的に不足しています。仕事相手に期待する行動を、適切に促せないからです。
例えばメール。複数人に作業依頼の内容を送ると「結局、何をすればいいの?」と電話が殺到します。
もちろんそんな人ですから、電話も長くなります。相手が理解するまで時間が必要ですから。
電話で席を外す
何となく周りに聞かれたくない言い回しであったり、言い訳を相手にしたい場合などデスクで言うのは気が引けます。
私も部下の立場の時は、席を外す状況がありました。あなたの上司も昔は同じ立場で仕事をしていたので、手に取るように分かります。
「今、取り組んでいる業務に少しトラブルが発生しているな」とか「自分の回答に自信が無いんだな」と思っています。
あと単純に、「あいつはよく席外すなー」とも思ってしまいます。どちらかというと負の感情が、上司に芽生えます。 これらが積み重なると、もちろん仕事の評価は下がっていきますので注意が必要です。
無意識にしている人も中にはいるので、行動を振り返ってみてはかがでしょうか。
メールの文書と作成時間が長い
これは残念な行動です。見ていてツライです。自分に置き換えて考えてみましょう。送られてきた長いメールって読みますか?開けた瞬間に読む気がなくなって”そっと”閉じません?
メールは労力をかけた分だけ、言いたいことが伝わるツールではありません
あまりにも報われない時間と稼働を、費やしているのです。メールは簡潔に言いたいことを直接的に伝えましょう。
長いメールを見た瞬間に「この人は自分の言いたいことをまとめる力(要約力)がないんだな=”仕事ができない(評価は低いまま)”」になります。
言いたいことを文章にできない方は、専門知識を学ぶのがおススメ。
プロの持つノウハウを簡単に知ることができます。読んで損は無い1冊ですね。
挨拶の声が小さい
挨拶をおろそかにしてはダメです。
- 上司「”部下さん”おはようございます!」
- 部下「・・・おはようございま・・ㇲ。。。」
こんな挨拶をする部下に、重要な仕事を任せようと思いますか?上司も人間です。特に上司が着任して間もないとか、あなたのキャラクターを知る前に元気のない挨拶を見せられると正直なえます。「負のハロー効果」です。
ハロー効果とは:
ある対象を評価する時に、それが持つ顕著な特徴に引きずられて他の特徴についての評価が歪められる現象のこと。例えば、ある分野の専門家が専門外のことについても権威があると感じてしまうことや、外見のいい人が信頼できると感じてしまうことが挙げられる。
Wikipedia
私も担当メンバーでなければ元気のない挨拶をする人に、自分から話しかけません。
挨拶をバカにしている人は「バカな大きな声」の人に仕事を取られて、ますます評価が低くなります。
期待以上のパフォーマンスを続ける
「期待以上のパフォーマンス」は「一定期間」だけ必要です。しかし期間が過ぎれば、期待以上のパフォーマンスは不要と考えてください。一定期間とは、上司があなたの実力を把握できるまでです。
上司は、難易度・能力・納期・育成・組織活性化など色んな側面から検討して部下に仕事を依頼します。
「誰にしようか?」・「メンバーどうするか?」・「あいつのモチベーション上げたい」など考えています。
何も考えず能力の高い人にいつも仕事を任せる上司もいますが、そんな上司ばかりの会社なら”サッ”と辞めましょう。
”サッ”という音が同僚に聞こえるくらい早く辞めましょう!
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限界値ではなく期待値を上司と合わせる
上司は「アウトプットの質(能力)」や「出てくるまでの時間(納期)」が把握できればいいんです。言い方は悪いですが、この想定できる材料が揃えばそれ以上の情報は必要ありません。
この目線からいくと、いつも期待を超えるアウトプットは不要だと分かります。あなたは「パフォーマンスの限界値ではなく期待値」を上司と一致させます。これで上司は、組織として間違いない判断ができます。
判断の一例ですが、会社にはどの部署の役割にも当てはまらない業務が都度、湧いてきます。そんな時に私の担当で受け持つかどうかの判断が正確になります。
期待値を超え続けている部下には、「まだ見ぬ業務」にかかる稼働が正確に読めないデメリットが上司には発生します。こうなるとプロジェクトには参加するけど、重要なリーダー的なポジションは任せてもらえない可能性が高くなります。
上司は「常に安心しておきたい」生態であることを理解してください。見えているリスクは排除しておきたいのです。
上司が戦力として分析できるパフォーマンスを見せれば、それ以上は必要ないです
「仕事を任せてもらえない」の対処法3選|悔しい思いはしたくない!
「期待値を超え続けるな」の本質は、「余裕を持つこと」にあります。仕事のデキるあなたが必要以上に品質にこだわらず、期待どおり仕事をすると「時間に余裕が生まれます。」
期待どおりの仕事をするあなたに「時間の余裕」があれば、間違いなく仕事を任せられると思いませんか?
業務の効率化に取り組む
時間の余裕を生むためには、「業務効率化」の観点は欠かせません。「業務効率化なんて簡単にできないよ!」と思った人は難しく考えすぎです。
業務効率化を達成する秘訣は「他の人のやり方を取り入れ、自分の工夫を加える」たったこれだけです。理由は2つ。
- 他人の考えを取り入れることで、ひとりで考えるよりいいアイデアになる
- イチから考えなくていいので、すぐに改善に取り組める
業務効率化は時間の余裕を生むために、必要な観点です。「こうなればいいのにな?」と考えながら仕事をすることが、業務効率化につながります。
フォロワー精神を持つ
業務の効率化ができると、新たなプロジェクトのような攻めの業務だけではなく「育成やメンバーのモチベーション向上」いった守りの業務を任せてもらえるかもしれません。上司は育成や組織活性化も重要な役割です。
守りの業務は上司から一方的に指示を出してもうまくいかない領域なので、若手のデキる社員にサポーターになってもらえれば心強いです。
この守りの業務で成果が出だすと、あなたの評判は社内に響き渡ります!人事異動の際には複数の担当から引きがある貴重人材となるでしょう!上司をサポートできるフォロワーとしての人気です。
こうなると「仕事を任せてもられない…」と悩むことはなくなります。常に上司の近くに存在し、一緒に仕事を割り振る役目になっています。
意思表示は明確にしておく
上司に「もっと仕事がしたい!」と気持ちを伝えていますでしょうか?仕事を頑張っているから「感じ取ってくれているはず」と考えているなら下の記事をみてください。
上司と部下のコミュニケーションに課題がある会社は多いです。明確な意思表示がまだなら、伝えましょう。メンバーの中には「仕事量が多い」とグチる人もいます。
上司は「もっとラクさせてほしい。仕事量が能力に見合ってないよ…」とあなたが思っていると感じている可能性はあります。
「もっと仕事がしたい!」は明確に意思表示してください
あなたが仕事を任せてほしいと願っているなんて、上司は夢にも思ってないかもしれません…今回は以上となります。いかがでしたでしょうか、気づきはありましたでしょうか?
仕事を増やしたい人は本記事を参考に「上司の行動を観察」してみてください。どういった考えを上司がしているのか、だんだん分かってくるはずです。ただ観察をするといっても、どうすればいいのか分からないですよね。
そこで観察力を高める専門書を読んで、ノウハウを身につけるのが一番おススメです。私が参考にした観察力を高める本はこちら。
上記の記事では「観察力」のほか、「仮説構築力・想像力・巻き込み力・プレゼンテーション力・編集力」を高める本を紹介しています。
仕事を任せてもらえない人は転職サービス活用で強みを把握
ここまで、仕事を任せてもらえない理由と対処法を解説してきました。ただ、対処法を実践しても上司から信頼を得られない人も正直いています。こうなると会社との相性が悪いと判断してもいいかもしれません。
またご自身の強みを理解できておらず、苦手な分野で頑張ろうとしているのかもです。そうならないためには、常に自己分析を正確にしておくことが必要です。仕事を始めてから自己分析をしたことありますでしょうか?
ほとんどの人は答えが「NO」じゃないでしょうか。会社員は自分の強みを知っておかなければなりません。それは、会社で貢献できるポジションを獲得するためですね。
貢献できる場所があるから仕事を任せてもらえるのです。
ただ自己分析を一人でやるのは難しいです。どうしても客観的に見ることができないからです。おススメの方法は下記のとおり。
- 同僚に聞く
- 友人・知人・家族に聞く
- 転職支援サービスを活用する
恥ずかしくなければ、身近な人に聞くのが一番正確な情報になりますね。「ちょっと恥ずかしいな…」と感じるのであれば、転職支援サービスが有効です。転職しても使えるあなたの強みを知ることができるからです。
- キャリア支援サービス
※イチオシ - 地域密着型転職
- 30代・40代中心のハイクラス転職
- テックキャンプ:エンジニア向け
- 転職保証付きプログラミングスクール DMM WEBCAMP COMMIT
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キャリアカウンセリングや職務経歴書の添削を通じて、あなたの強みを教えてくれます。転職に興味があれば活用できますね。
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