えっ!?もしかして私って職場で嫌われてるの?
今回は、こんな悩みにお答えします。
この記事の内容
- 仕事ができない人は職場で嫌われる【特徴5選】
- 職場で好かれる人の特徴【6つの行動と2つの意識】
- 職場で好かれる人はコミュニケーション能力が高い
あなたは職場で「好かれていますか?」それとも「嫌われていますか?」どっちか明確に分からないにしても、嫌われているとは思いたくないですよね。やるべき仕事以外のことで悩む時間は、あなたの生産性を下げます。
ほとんどの仕事は一人で完結できないので、コミュニケーションは必ず発生しますから。人間関係に悩みがあると、遠慮したり、気を回し過ぎたりと本来業務じゃないことに時間を使ってしまいます。
そして、ますますメンバーとの足並みが揃わなかったり、距離が離れて孤立感が強まるのです。
私は誰もが知る大きな会社で19年間、マネージャーとなって9年目。しかし社会人1年生の時は、誰からもマネージャーになるとは思われない『人間関係に悩みを持つ若手』でした。
「好かれる」と言っても人によって解釈が違いますので、本記事での「好かれる」を定義します。
- まわりのメンバーがあなたの存在を必要としている
職場で好かれる人になれば、誰かをサポートする役割となり人間関係で悩むことは無くなります。そうなると会社への貢献意欲も高まり、仕事も好きになるのです。
18年間サラリーマンとして、社内外で色々な人を見てきました。私のサラリーマン経験から人間関係を改善し、「好かれる人」になる方法を解説します。職場でもプライベートでも「何を言うかではなく、誰が言うか」が大切なのです。それでは見ていきましょう。
仕事ができない人は職場で嫌われる【特徴5選】
前の章でこの記事で「職場で好かれる人」を、上記のように定義しました。反対に嫌われる人は、仕事で存在を必要とされていない「仕事ができない人」と言えます。
この章では仕事で嫌われる人の特徴5選を解説しています。 思いあたる行動は改善することで、「職場で必要な人材」となります。
事実ではなく解釈ベースで話す
会議や打ち合わせで意見するとき、自分の感想や予想を混ぜながら説明する人がいます。聞いている人は説明の中から事実だけを取り出す必要があり、あなたは「面倒な人」と判断されます。
誰もが「面倒な人と関わりたい」と思わないですよね。なので、あなたと関わる優先順位が低くなるのです。
電話が多い・長い
電話が多く、長い人は嫌われます。それは、人の時間を奪うからです。電話が多く、長い人は「自分勝手で相手の都合を考えられない人」と思われて嫌われます。電話を掛けるのはもちろん、掛かってこない仕事のやり方を見つけてください。
メールを送った後に、問い合わせを受ける人は要注意。仕事の丁寧さが足りていません。
電話で席を外す
何となく周りに聞かれたくない言い回しであったり、言い訳をしたい場合などデスクで言うのは気が引けることがあります。
気持ちはよくわかりますが、「あの人はよく席外すなー」とネガティブな感情を持たれます。電話が多い人はあわせて意識してみてください。席外しは無意識に行動している人もいます。自身の行動を振り返ってみてはいかがでしょうか?
メールが長い
送られてきたメールが長文だったら「読もう」と思わないですよね?開けた瞬間にそっと閉じます。
電話と同じですが、忙しい仕事をしている中、時間を奪うコミュニケーションは嫌われます。メールを読む時間もそうですが、「何が言いたいのか?」を必要以上に考えなければならないからです。ちなみに私の経験上、メールが長い人は電話も長いです。
挨拶の声が小さい
挨拶をおろそかにしてはダメ。シンプルに話しかけようとならないからです。
コミュニケーションが発生しないので、徐々に職場で孤立していきます。残念ながら仕事も上司から任せられないので会話する機会が失われます。挨拶は人間関係の第1歩。
「職場で嫌われる人の特徴5選」は以上ですが、詳しくは下記の記事で解説しています。
嫌われる人の5つの特徴について具体例を付けて解説していますので、より分かっていただけれると思います。職場で嫌われる人は、上司からも仕事を任せてもらえません。
職場で好かれる人の特徴【6つの行動】
あなたは職場で、どんな人と仕事がしたいですか?今、想像した人はまわりのメンバーも同じです。ここから解説する『一緒に仕事をしたい』と思われる行動6つの内、すぐにアクションできる内容は5つあります。 本当に単純なことですので行動をイメージしながら読んで下さい。
まわりに感謝する
職場で好かれる人は仕事がうまくいったとき、自分ひとりで成し遂げたとはアピールしません。まわりの協力や助けに対する感謝の気持ちを表現します。
例えば、
今回のコンペを勝ち取ったのは、みんなの協力があったからです。このチームの団結力や想いが無ければ決して取れなかったと思います。何回も提案資料を作り直したり、初めから議論をやり直したり、色々難しいことはあったけど最終的に全員が納得できる提案内容を生み出すことができました。ありがとう。
こんな感じです。自分のことは語らず、メンバーや環境に常に感謝を表します。ひとりよがりな人を好きになる人はいません。
運がいいと言う
感謝と似ていますが、自分がコントロールできない起こったいいことは全て「運がいい」と言いましょう。
- この職場で働けるなんて運がいい
- みんなに出会えて運がいい
- この上司・部下に恵まれて運がいい
- 今日は晴れて運がいい
などです。ちょっとスピリチュアルな感じに取られるかもしれません。決してそうではなく「謙虚な姿勢」を保つために言うのです。
謙虚な姿勢でいると仕事で求めていない結果が出ても、大きく感情を揺さぶられることなく落ち着いて対処できるようになります。
まわりに原因を求めることなく、「自分の何を変えれば成功したのか」を考えられるようになるからです。ネガティブ思考な人には影響力は伴いません。
笑顔をよく出す
笑顔はまわりをポジティブにします。ただ、それだけです。誰にでもすぐにできるはずなのに、やっている人をあまり多くみかけません。
「仕事に集中しているから笑顔なんて出ないよ!」と怒られそうですが、メンバーに話しかけられたときくらいは笑顔で応じましょう。あなたに話しかけるのに、もしかしたら気を使ってタイミングをはかって話しかけたかもしれません。
そんな無駄な思考をメンバーに使わせてはいけません。笑顔を出さない人を好きにはなりません。
悪口を言わない
人の悪口はまわりをネガティブにします。だから好かれたい人はやってはいけません。誰かの悪口を言い合うと、絆が深まり仲良くなった気がします。しかし何かの誤解が生まれた瞬間にこの絆は、もろくも崩れ去ります。
一気に「好き」から「嫌い」にかわる可能性が高いです。「嫌い」になる過程において「疑念」が生まれるからです。
- あの人は私の悪口も言っているんじゃ・・・
- 悪口を言っていたのに仲良さそうに喋ってる。嘘なんじゃ。
- 私にまわりの悪口を言わせるために言ってきたんじゃ。。
という気持ちです。信頼をおけない人を好きにはなりません。
努力をしている
- 本をたくさん読んでいる
- 些細な作業でも全力で取り組む
- 誰よりも企画をいっぱい出している
- 英語を勉強している
- ジムに通っている
など挙げだしたらきりがありませんが、勉強を日常的にやることが大切です。それだけで「ストイックな人」という評価がされます。
人は努力している人のことを羨ましく思いますし、気になる存在になります。何からすれば?と思った人は、読書から始めてみてはどうでしょうか?知識が増えるので、魅力的な発言ができるようになります。
結果を出す
最後の特徴は今までの5つとは異なり、プロセスではありません。やはり影響力を最大限に出すには、結果が必要ですね。どんな些細なことでも結構です。一歩づつの積み上げます。
長期的な目標を持ちつつ、1~3ヶ月程度の短期で結果が分かる仕事にも取り組むと効果的です。結果にこだわり、やり抜く姿勢をまわりは見ています。
そんなあなたが結果を出せばもうみんな”メロメロ”になっているはず。この結果が影響力を高める際の、後押しになります。
職場で好かれる人が意識している2つのこと
好かれる人になるためには、権威が重要です。これは始めに書いた「何を言うかではなく、誰が言うか」が大切だからです。結果を出していない人の言うことは説得力がないですよね。じゃあ、結果が出るまで権威は持てないのか?
というと実はそんなこともなくて、意識するだけで持てる権威があります。結果が出ていなくても説得力を高める2つの方法です。とても簡単なので、意識してみてください。
話し方を意識
いつでも堂々と話すことを意識して下さい。堂々と話していれば、「何か良いこと言ってそうだな」と思ってくれます。大きな声でハッキリと言葉にすることです。自信がなくて声が小さくなってしまう方がいますが、絶対ダメです。
良いことを言っていたとしても相手に届きません。届かない声の持ち主は当然ながら説得力を持つことはないのです。
見た目を意識
髪型、服装、体型など見た目に関わる全てを意識しましょう。背筋が伸びていて引き締まった身体の人が、堂々と話していれば何やら説得力が増すのは想像できると思います。
またパンツスーツを履いている方は、「折り目」にも注意します。クリップ付きハンガーでパンツを逆さに吊るしておきましょう!重みで折り目がキープできます。「折り目」がついていない人は杜撰な印象を与えてしまいます。
清潔感のある人が、話しを聞いてもらいやすくなります。いかがでしたでしょうか?「職場で好かれる人の特徴」として、6つの必要な行動と2つの意識するべき項目を見てきました。
結果を出すこと以外は、明日からアクションできる簡単なものです。改善したい行動を、取り入れてみてはいかがでしょうか。
職場で好かれる人はコミュニケーション能力が高い
仕事に必要なコミュニケーションとは、「言葉による会話」だけでなく、「文章(メール等)」や「資料作成(提案資料)」も該当します。仕事でコミュニケーションを取る目的は「相手の行動を変える」ことだからです。
たとえばあなたが営業職なら、お客様に商品やサービスを買ってもらえること。社内であれば、あなたの提案が上司に認められることです。
相手に伝えたいことを正確に伝えることが、コミュニケーションの本質。伝わるということは、相手の行動が変わるということです。
正確に伝えるコミュニケーション手法は2つ
伝えたいことを正確に伝えるコミュニケーション手法は、2種類あります。この型を伝えたいことに応じて使えることが「仕事で必要なコミュニケーション能力」です。
- PREP法
- ホールパート法
具体的な活用事例については、「ホールパート法×PREP法で説明下手が簡単に改善する」の記事で解説していますので、参考にしてみてください。
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