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いつまでたっても正社員になれない契約社員が取るべき4つの行動

たかもと

契約更新の時期は不安…いつまでも正社員になれないのは、もうしんどい…

 
今回は、こんな悩みにお答えします。

この記事は、正社員の登用制度がある会社で働いている契約社員の人に向けて書いています。

望まない契約社員で働いて雇用不安があると、いつまでたっても人生の心配ごとから解放されません。「早く、正社員になりたい!試験に合格したい!」

 
また、「どんな試験対策をすれば合格できるのか?」と考えているはずです。では、ここで質問します。

たかもと

契約社員が正社員になるには登用試験の結果が全てだと思っていませんか?

 
私は誰もが知る会社で、マネージャーとなって9年目。今では契約社員から正社員の登用面接をする立場になっています。もちろん、筆記試験や面接は登用されるためには大切なんです。しかし、それ以上に普段の職場での姿勢が重要です。

 
会社は「完全な実力(成果)主義」で合否を決めていません。

 
社内の色々なパワーバランス(社内政治力)の中で決定されます。これは、事実なので意識しながら仕事をしてください。

たかもと

日本の会社は成果だけではなく、行動やプロセスも評価対象になっていることが多いです

 
「改正労働契約法」の「契約社員の5年ルール」による正社員をめざす記事ではありません。この記事を読めば「正社員になりたい契約社員が普段の仕事で意識するべきポイント」を知れます。

 
正社員となれば、「雇用不安」で悩まなくなりますね。

たかもと

将来の不安は1つずつ減らしていきます!

目次

契約社員と比較した正社員のメリット

ご存知のことですが、あらためて契約社員と比較した正社員のメリットを整理します。

正社員のメリット
  • 給料が高くボーナスや退職金もある
  • 会社の福利厚生制度が充実している
  • 雇用が安定しており、社会的信用が高い

給料が高くボーナスや退職金もある

一般的に正社員は契約社員よりも給料が高いです。もちろんボーナスもありますし、会社を辞める時には退職金もでます。同じ仕事をしていても、経済的な差は大きく設定されています。待遇面でも正社員と契約社員で違う場合が多いのです。

会社の福利厚生制度が充実している

正社員と契約社員では、福利厚生制度の範囲に違いがあります。

 
例えば、「家賃手当や特別休暇」は正社員だけに支給されます。会社が提携している施設の「割引率」が高いなど、正社員の方が優遇されるパターン。

 
ただ、2020年4月1日(中小企業への適用は2021年4月1日)に「パートタイム・有期雇用労働法」が施行されました。今後は、正社員と契約社員の待遇差は改善される見通しになっています。
≫パートタイム・有期雇用労働法周知リーフレット

雇用の安定で社会的信用が高い

契約社員の最大のデメリットは有期契約であるとではないでしょうか。契約期間は通常1年更新で、契約期間が満了したタイミングで「契約が継続される場合も、終了する場合」もあります。雇用不安の最大の要因ですね。

 
収入が安定していないと評価され、賃貸契約やローンなどで不利になるケースもあります。正社員の方が社会的信用度が高いことをあらわしています。

いつまでたっても正社員になれない契約社員は「勘違いさせる力」が必要

繰り返しになりますが、日本のほとんどの会社は「試験(筆記・面接)だけの評価」で正社員への登用を決めません。

 
厳密に言うと「とび抜けた成果」を出せる人は別です。試験だけで合格します。面接官の満場一致の評価をもらえた人です。

面接で成果を出す方法を先に知りたい人は≫該当の場所まで記事をスキップ

 
それ以外の人面接官で意見が分かれる人は、職場に面接官からヒアリングがはいります。それは直属の上司にではなく、となりの担当のマネージャーに聞いてきます。

 
こんな感じです。(あなたは山田さんです。)

面接官

山田さんの評価はどうですか?どんな人物ですか?

マネージャーA

いつもまじめに仕事に取り組んでいるし、元気もあってメンバーからも頼りにされているよ

マネージャーB

新人への仕事の教え方が上手だし、いろいろ勉強も頑張っているようですね

 
このヒアリングがあったときに、後押しをもらえる人となっている必要があります。なので同じ会社で正社員になりたい契約社員の方は、「試験の日よりそれまでの日常が大事」となります。

 
では、自分の上司じゃない人にいい印象を持ってもらうためにはどうするべきか?それは「勘違いさせる力」で手に入れます。「なんかあの人(山田さん)できそうだ!」と思ってもらうのです。

  1. 身だしなみで手に入れる
  2. プライベートの話題で手に入れる

この2つで「実力以上の評価(勘違いしてもらう)」をもらいます。心理的メカニズムである「ハロー効果」をうまく使います。

ハロー効果とは・・・

ある対象を評価する時に、それが持つ顕著な特徴に引きずられて他の特徴についての評価が歪められる現象のこと。例えば、ある分野の専門家が専門外のことについても権威があると感じてしまうことや、外見のいい人が信頼できると感じてしまうことが挙げられる。

Wikipedia

身だしなみで手に入れる

人は見た目で判断します。これは理屈ではなく本能です。

 
そして、今回のケースは「あなたの中身」を十分に知ることができないマネージャーたちにいい印象をもってもらうので、余計に見た目が大事です。

スーツのサイズを間違わない

サイズのあってないスーツを着ている人は「仕事もできない」とまわりに思われています。「ものごとを客観的に見ることができない」と評価されるからです。

パンツの折り目は崩さない

スーツのパンツは折り目が命です!芸能人の白い歯くらい大切です。かもし出す清潔感がまったく変わってきます。清潔感は信頼感に変換されます。

 
ちなみにパンツはすそをハンガークリップではさんで逆さに吊っておくと、パンツ自体の重みで下に引っ張られるので折り目が長持ちします。

  • クリーニング屋のおばちゃんが言っていたので間違いないです!

 
たまに、クリップが動かないハンガーがあるので購入されるときは気をつけてください。私が使っているハンガーは、「KiGesYo ズボンハンガー」です。購入を検討するときの参考にしてください。

プライベートの話題で手に入れる

自分の頑張って継続しているプライベートのことをまわりに話しておきます。雑談レベルで全然OKです!プライベートな話題は広まりがはやく、広がる範囲も大きくなります。

 
年齢や性別に関係のない「身体を鍛える・英会話・読書・育児・ダイエット」このあたりがウケがいいです。継続して頑張っていることがある人は「ストイックでまじめ」の評価をもらえます。

 
なにもない人は、今すぐ「本を5冊」買って読書家になってください。めちゃくちゃ読みすいビジネス書を、下記の記事で紹介していますので、ご参考に。

いつまでたっても正社員になれない契約社員は「主体的な姿勢」が必要

ここからは、実際の仕事のすすめ方です。とはいえ、むずかしい話しではなく姿勢についてです。意識をすればだれにでも取り組める内容ですので安心してください。この取り組みを実践すれば、自分の上司がほかのマネージャーに話したくなる行動となっています。

 
あなたを「仕事のできる人」とまわりにアピールしてくれるのです。

モチベーションは自分で見つける

どんな仕事であってもモチベーション高く取り組むことです。手を抜かない姿勢が評価されます。

山田さん

それはそうだけど、具体的にどうすればいいの?

たかもと

やることは2つ。モチベーション高く仕事していると感じてもらえます

 

  1. 自分なりのアイデアを加える
  2. 仕事を頼まれたらまずは受ける

自分なりのアイデアを加えて報告する

仕事の期待値を超える必要はございません。今までとは違うやり方や工夫、自分の考えを少し加える程度で大丈夫です。
 

「わが社の強みを把握するためにA社・B社との比較を出してほしいとのことでしたが、参考にC社の情報もつけておきました。

「先ほどの資料をコピーしてきました。提案書でしたので内容を見させていただきましたが、使っている数値の最新データが出ましたので手持ちでお持ちください。

 
この程度でOKです。いずれの場合も「会社や上司の役に立とう」という想いからくる行動です。この想いを持ちながら仕事をしましょう!

仕事を頼まれたらまずは受ける

たかもと

山田さん、商品Aと商品Bの売り上げ予測つくってくれる?

 

「え~っと今いそがしいんですけど、なんのためにするんですか?すぐにやる必要ありますか?」

「はい、かしこまりました。ちなみに期限はいつでしょうか?緊急で処理しないといけない案件がありますので、明日なら対応可能です。」

 
NGの回答をされた上司は心の中で「めんどくさいなぁ~!やってくれるかどうかを聞きたいねん!」と思っています。仕事の報酬は仕事です。まずは、受け入れることが大切!

 
徐々に正社員へと近づく重要な仕事を任せてもらえるようになります。

相談するときの質問方法を意識する

こういう状況なんですけど、どうしたらいいでしょうか?」

こういう状況なんで、私はA案でやりたいと思ってるんですが、いかがでしょうか?」

 
上司といえど何でも知っている訳ではありません。特に作業の領域になると余計に分かりません。自分で判断できないとしても、上司が判断できると考えた情報を提示したうえで相談しましょう。

まとめ:いつまでたっても正社員になれない契約社員が取るべき行動

今の会社で正社員になりたい契約社員の方へ「職場での振るまい」を解説しました。会社の仕組みと上司の気持ちが分かれば、仕事で目立つ存在となれます。

 
あなたと一緒に働きたいと思われることが大切です。他にも方法はあると思います。自分なりに考えてそんな人をめざしてください!

「正社員になりたいと不安な契約社員」が取るべき行動の一つに転職支援サービスのカウンセリングがあります。

正社員になれなかったときの保険の意味もありますが、いちばんは自己分析できるからです。

 
この自己分析は正社員登用の面接で、必ず役に立ちます。私は自分のメンタルが少し下がったときに、転職しようとカウンセリングを受けた経験があります。実際には転職していないのですが、『自分の強みを認識』できて心は安定しました。心の安定は仕事のパフォーマンスに直結するので大切です。
 

転職をすると決めていなくても大丈夫です。あなたの今の給料は低すぎるかもしれませんし、あなたのスキルを活かせるまったく別の職場も紹介してくれます。信頼できるキャリアエージェントと自分の可能性を探しておきませんか?無料で相談可能なので登録してみてください。
≫キャリア相談プラットフォーム【coachee】

 
また正社員になれない場合は今の会社を辞めて転職する選択肢が増え、安心感を得られます。自分のできる範囲から行動を開始することで、明るい未来を手に入れられます。

 

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